アンジェリーのアメリカ生活日記 NO.2 北ウイスコンシン州の家の1年間の思い出

アンジェリーのアメリカ生活日記 NO2

<北ウイスコンシン州の家の1年間の思い出>

北ウイスコンシン州の家からイリノイ州のコンドミニアムに戻る

夫リチャードが2018年3月にリタイヤしてから、WILBUR FAMILYが持っているシカゴのコンドミニアムに暫く住んでいました。

その後7月に新しい仕事が北ウイスコンシン州で決まりシカゴのコンドミニアムから移動しました。

車で8時間ほど北に走り、ミネソタ州に近い、ウイスコンシン州の北のネイティブインディアンリザベーション内にあるLAC DU FLAMBEAU という町です。リチャードはその町内にあるクリニックで仕事が始まりました。

この町は、リチャードが子供の頃、彼の両親がこのあたりの湖に別荘を持っていて、思い出の場所でもあったので、そのクリニックに仕事の申請を出したそうです。

そこで私たちはクリニックのそばにあるレイクハウスを借りて住み始めました。このあたりはたくさんの湖があり、その中でも特に大きいフェンスレイクに面した家を選びました。

ほとんどが夏のリゾート、別荘地として利用している場所であるため、冬になると、誰もいません。近所に住む人は現地のインディアンファミリーです。

7月から住み始めましたが、周りは森林に囲まれ、たくさんの湖があるので、とても涼しいです。

家の前のフェンスレイクはとてもクリアな水なので、夏は泳ぐことができます。

私も時々泳ぎました。ボートに乗って湖内を見学したり、フィッシングを楽しみました。

8月下旬になると、季節の変わり目でたくさんの雨が降りました。

紅葉は9月から始まります。白樺やオークの木がたくさんあるので、紅葉シーズンはきれいです。

しかし、風と雨であっという間に紅葉が散ってしまいます。

10月の後半になると気温が下がり雪が降り始めます。11月から冬が始まり、3月までの長い冬になります。

特に1月からは毎日雪が降り、気温が低いため、解けないので、屋根を超えるぐらいの高さまでになりました。

雪はプロに頼んで除雪してもらいます。5インチ(30センチメートル)以上になると、除雪にきてくれます。しかしそれだけでは足りないので、リチャードは雪の除雪機を買い、家の周りの雪を移動させていました。

時々吹雪があり、外に出るのは危険です。気温もマイナス40F(マイナス55C)に何度かなりました。想像を超える気温です。マイナス20F(マイナス35C)が1か月続きました。

私は1月後半から2週間、寒さから逃れることを考えて、友人とハワイ旅行、大学の同窓会があったのでそのため日本帰国をしました。

リチャードが私がいない間は吹雪がひどく、仕事に行くため、車を動かすまでにとても時間がかかり、顔が凍り、あかぎれになってしまった、と言っていました。

一番寒い時期に、私はそこにいませんでした。彼は休みが取れなかったので、一緒に旅行することができず、一人で大変だったと聞いて申し訳なかったと感じました。自分だけ温かい場所でのんびりハワイビーチや東京滞在を楽しみ悪かったなと思います。しかしながら、そこにいなくてよかったなと思ってしまいました。

3月になってもまだ湖は凍っいるので、その上をスノーモービルに乗って楽しむ人、またはスノーモビル専用道路があるので、雪がやんで、落ち着いているときは、そこを走るスノーモービルの人で外はにぎわっています。3月後半に、フェンスレイクとクオリ―ストーンレイクをつなぐストリームリバーで、野生の白鳥を発見したときは、とても驚きました。すぐにカメラを持ってきて写真を撮りました。

現地のネイティブインディアンの人も写真を撮っていて、毎年同じ時期、同じ場所に来ると言っていました。

私は動物園や公園などで、白鳥を観たことがありますが、自然の環境内に住む野生の白鳥を観るのは初めてでしたので、興奮しました。もっとたくさん写真を撮りたかったのですが、外気がマイナス気温であり、立ってカメラを構えるのも体が冷たくなり、大変でした。

4月後半になると、虫が出始め、草花が芽を出しました。早春を迎えてから、家のガーデンに野生の花が咲き始めました。

5月からフィッシングが解禁(冬場は危険であること、フィッシングも決まった季節のみしか、できないルールがあります。フィッシングライセンスも必要です)

になるので、湖内では、ボートに乗ったフィッシャーマンたちが楽しんでいました。

私は実家の父が眼の手術をしたので、その様子を見ることなどで、またひとりで5月中旬から2週間、東京に戻りました。

6月中旬から爽やかな季節になり、週末はリチャードと一緒に家の前のフェンスレイクでボートに乗って楽しみました。

7月4日の独立記念日はネイティブインディアンのダンスを鑑賞しました。しかし夕方から大きな雷雨がきたので、途中でイベント、花火はキャンセルになってしまい、帰宅しました。

7月9日から5日間、息子夫妻のクリスとケイティが泊まりに来ました。一緒にボートやカヤックに乗って楽しみ、食事は私がもてなしました。彼らは滞在を楽しんでいました。

私たちは7月14日から5日間、夏休みで、レイクスーペリアリゾート旅行に行ってきました。以前グアム新聞のコラムにも記しました。

とてもすばらしいリゾートでしたので、いつかまた訪れたいと思います。

猫のかみはインドアキャットでしたが、リチャードに連れられて、外を散策するようになりました。そして北ウイスコンシンの家の庭を歩き始め、りす、チックモンク(しまりす)や鳥を追いかけるようになりました。

8月後半になると、虫も少なくなり、歩き回るのに、とてもいい気候です。朝、昼、晩と何度もかみを連れて、家の周りをお散歩させました。

9月中旬にリチャードが辞表を出したので、10月いっぱいでシカゴに戻ることになりました。

あまりに突然のことで私は絶句してしまいました。

冬は寒いでけれど、仕事も安定しているし、環境、家に慣れてきたし、少なくとも2年はいようと話し合っていたところでした。

住所変更、車の免許取得など、書類等、荷物の件などでとても引っ越しは大変です。

二人の間でこれからの将来を考えて、もめました。しかし10月下旬にはこのレイクハウスを出発しないといけないので、荷物をまとめ始めました。

かみもとても気に入っていた家なので、寂しい顔をしていました。

10月20日掃除が完了し、荷物をトラックに積み込み、シカゴへと戻りました。

シカゴへ戻ってきてから、約1か月経ちました。まだ荷物の整理はすべて終わっていませんが、狭いコンドミニアムなので、倉庫を借りて整理をしています。

近いうちに、リチャードの新しい仕事がウイスコンシン州、イリノイ州のどちらかで決まれば、また移動することになると思います。

私はこのコンドは場所は便利ですが、古く、狭いので、できれば、早く仕事が決まって引っ越しができればいいなと望んでいます。

猫かみも運動不足になりがちなので、快適でもう少し広い家に移動できるといいなと思います。

私は東京生まれで都会育ちですが、結婚して13年、アメリカ生活にだいぶ慣れました。

北ウイスコンシン州での滞在生活は1年間でしたが、すばらしい自然環境に恵まれた場所に住み、四季を経験できたことを感謝したいと思います。

そしてリチャードの患者さんでネイティブインディアンのご夫婦がいました。彼らは私たちを家に招待してくれたり、食事に連れて行ってくれて親しくしてくれました。彼らの人生の話はとても興味深く、これからもお手紙等で仲良くさせていただこうと思います。

年内までに、何か新しいことが決まればいいですが、私はできるだけ、リチャードに協力しようと思います。そして未来に向けて頑張って欲しいと願っています。

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